アストンマーティン DB11、英国工場で量産開始

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英国工場で量産が開始されたアストンマーティン DB11
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  • アストンマーティン DB11 日本導入

英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンは9月28日、英国本社工場において、『DB11』の量産を開始した。

DB11は2016年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16で初公開。DB11は、アストンマーティン伝統の「DB」シリーズの最新作。『DB9』の後継モデルに位置づけられる。

パワートレインは、自社で新開発した5.2リットルV型12気筒ガソリンツインターボ。DB9の自然吸気6.0リットルV12に対して、排気量を0.8リットル縮小。2個のターボでパワーを獲得しつつ、環境性能に配慮したダウンサイズユニットとなる。

この5.2リットルV12ツインターボは、最大出力608ps、最大トルク71.4kgmを発生。歴代DBシリーズの量産車では、最強のパワーを得た。トランスミッションはZF製の8速AT。DB11は0-100km/h加速3.9秒、最高速322km/hの優れた動力性能を実現した。

9月28日、アストンマーティンの英国ゲイドン本社工場から、DB11の量産第一号車がラインオフ。工場の従業員が、記念すべき第一号車の出荷を祝福した。アストンマーティンのアンディ・パーマー社長兼CEOは、「DB11は特別な車。アストンマーティンにとって、新時代の幕開けを告げるもの」と述べている。

《森脇稔》

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