フェラーリの新拠点、コーンズ名古屋がオープン

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コーンズ・モータースは3月20日、既存の名古屋市中区栄ショールームから移転し、新築したフェラーリの新ショールーム、「コーンズ名古屋」を名古屋市千種区にオープンした。

1988年に同社が名古屋に初めてショールームをオープンしたのが、今回と同じ千種だった。「この地で改めてスタートするにあたり、本年は昨年よりも大きな実績を目指して頑張っている」とは、コーンズ・モータース代表取締役社長の猿丸安人氏の弁。

2014年、名古屋では前年の実績を上回る数字を上げており、2015年はその傾向を更に強めることを目指している。「名古屋を中心とした東海地区、あるいは、北陸方面までフェラーリビジネスを積極的に展開したい」と意気込みを語る。

名古屋の特徴として猿丸氏は、「スーパーカーが好きな方が多くいる地域と認識しているので、そういった方に満足してもらえるようなサービスを提供していきたい」という。

具体例として、コーンズで新車を購入したユーザーだけでなく、中古車やサービスでの入庫した方も対象に、近年力を入れて開催しているサーキットイベント挙げ、「名古屋であれば鈴鹿サーキットという素晴らしい環境があるので、フェラーリのパフォーマンスを十分引き出していけるような環境を提供していきたい」と述べた。

コーンズ名古屋では、3月20日から22日までオープニングフェアを開催。ショールームにはフェラーリ・テーラーメイドで発注された『カリフォルニアT』と『F12ベルリネッタ』が国内初公開、特別展示されている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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