【フェラーリ カリフォルニアT 発表】ブランドの伝統をディテールデザインに反映

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フェラーリ・カリフォルニアT
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フェラーリ・ジャパンが導入を開始する『カリフォルニアT』のエクステリアデザインには、1950年代の名車、『250テスタロッサ』の“ポンツーンフェンダー”と呼ばれる独特のフェンダー形状がモチーフとして取り入れられた。

フェラーリ極東エリア統括マネージング・ダイレクターのジュゼッペ・カッターネオ氏は、フェラーリは、デザインを含めた車両開発に際して、「実際のユーザーの声を聞き、それを反映させるようにしている」と述べる。

それと同時に、「これまでのモデルも参考にしながら、エンジンなどの構造なども含めて、何が良かったのかを考えている。デザイン面でも、エンジニアリング的な要素を踏まえたうえで、ユーザーの声を反映させている。つまり、ユーザーと一緒に開発しているといっても過言ではない」と話す。

カッターネオ氏は、カリフォルニアTで採用された、250テスタロッサのポンツーンフェンダーのモチーフについては、「モンテゼーモロ会長の意思が大きかったと思う」という。「テスタロッサは非常にアイコニックなモデルで、ベストなフェラーリといっても過言ではない。そこから、テスタロッサを髣髴とさせるようなデザインを、会長は望んだのだろう」と語り、ユーザーの声を踏まえつつ、それだけではなく、フェラーリのヘリテージも大切にデザインしていることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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