グローバルな航空連合(アライアンス)であるスカイチームは、東京・成田国際空港の保安検査場に「スカイプライオリティ優先レーン」を開設した。
スカイチームのビジネスクラスなどの利用者がチェックインして、搭乗するまでの空港手続きをスピードアップするのが目的。専用レーンの前には、一目でわかるように「SkyPriority」のサイネージを立てている。
スカイプライオリティ専用の保安検査場入口を設置したのは、スカイチームの世界路線ネットワークで成田空港が初めて。
空港第1ターミナル北ウイングから搭乗するスカイチームのエリート・プラス会員、ファーストクラス、ビジネスクラスの利用者向けに設置されたもの。スカイチーム・アライアンス全体で展開しているスカイプライオリティサービスの一環。
スカイチームは、全世界の空港で一貫した優先サービスを展開する方針で、2013年末までに1000の就航都市すべてにスカイプライオリティを導入する予定。
スカイチーム加盟航空会社は、日本の21都市から世界各都市へ毎週978便を運航している。成田国際空港には、19の加盟航空会社のうち11社が乗り入れ、欧州、北米、中米、アジア、中華圏の主要都市と東京を毎週349本のノンストップ便で結んでいる。