日本GM(ゼネラルモーターズ)は、新型SUVのキャデラック『SRX』を発表、来年初頭に全国のキャデラック販売店で発売する。
キャデラックSRXは、従来の中型高級SUVセグメントの水準をワンランク上回る、スポーツセダンに匹敵する走行性能を備えたユーティリティビークルとされている。キャデラック『CTS』で開発したプラットフォーム、「シグマ・アーキテクチャー」をベースにした4輪駆動システムを搭載した。
キャデラックとしてこの分野への参入は初めてで、7人乗車が可能な3列目シートや使い勝手に優れたカーゴスペースなど、ユーティリティビークルに求められる多機能性をあわせもつ。
エンジンは最高出力324ps、最大トルク42.9kgmの4.6リットル、32バルブのV8「ノーススター」エンジンを搭載する。電子制御スロットルコントロール、エンジン作動域全域でのバルブタイミングコントロールなど、新技術を採用した。
SRXは3列シートを装備するが、2列目シートはこのクラス最大の104cmのレッグルームを確保した。シートはフルフラット化も可能で、3列目の収納は電動式。
価格は710万円。